人生を動かすフレーズ7:過去は追ってはならない、未来は待ってはならない。ただ現在の一瞬だけを、強く生きよ。

名言7

 過去は追ってはならない、未来は待ってはならない。ただ現在の一瞬だけを、強く生きよ。

 

 本日のブッダさんの名言です。私が社会人になり本当に辛かった時、この言葉をいつも唱えておりました。この言葉はまさに毎日を頑張って生きている社会人を励ます言葉になると私は心から思っています。それでは参りましょう。

 

 社会人になると急にこう思ってしまう時がありませんか。「過去の私は夢に溢れていた。しかし現在の私ときたらこんな仕事しか出来ない。こんなはずではなかった。」とか「今はこんな生活だけどこの先私はどうなるのだろう。もしかして一生このままなのかな。」等という思いです。過去と現在の自分を比較して落ち込んだり、未来を思い漠然と不安になる。これは恐らくどなたでも思い浮かべてしまう事だと思います。そしてそれを思うととたんに今の仕事や自分に不満を抱き、それがストレスとなってあなたを襲うのです。

 

 過去を追い、未来を待つ。こうしているうちに時間ばかりが経ち、気がつけばもう人生折り返し地点なんていう例も多々聞きます。そう、過去を振り返っても未来を夢想しても現在は変わらないのです。ただし、今、あなたがいるその現在だけはあなた次第でいくらでも変える事が出来ます。だからこそ何も考えず今を手を抜かず目の前の事に誠心誠意立ち向かって生きていくのです。そして今を本気で生きる事こそ未来となります。「成功するかわからない…」とか「頑張っても報われないかもしれない…」という不安感から今を本気で生きれない方もたくさんいらっしゃるかと思われます。ですが良いじゃないですか。例え成功しなくても、報われなくてもその本気で生きてきた過程はあなたにずっと残り宝物になります。もっというとあなたが望むほどのものではないかもしれませんが、今を本気で生きれば100%成功し、報われます。だって頑張っているあなたを周りは見ていないようでどこかで観ていますし、本気で生きる過程であなたの人間としての器はどんどん鍛えられ立派になっていることでしょうから。だから何も考えず今を大いに楽しんで本気で生きるのです。すると自分でも気がつかないうちに何もかもが変化しているでしょう。

 

 最後に勘違いなさってしまう方もいるかもしれませんがこれは「今を頑張らなくてはならない。だから嫌で苦しくてもこの会社で働き続けなければならない。いつか報われるのだから。」という意味ではありません。仕事とは相性があり、環境も自分に合っているか否かが重要です。そして合ってない、環境が嫌だと思ったら我慢せず抜けてしまうのが良いでしょう。ただし、少しも我慢せず辞めるのは甘えです。楽な仕事はこの世にないですから。本当にもう無理だと心から思ったら決断の時です。今を本気で生きる。それは今出来る自分の選択の中で最も自分にとって最良である道を本気で考え抜くという事でもあります。常に今を生き、今を考え、自分を導く。その先が、あなたの未来です。

 

平穏な兎より